今月は、10月後半から11月初めに携わらせて頂いた英国にまつわるお仕事後記をお届けしております。
ブリティッシュスペシャルウィーク最終編は、通訳として臨ませて頂き10月26日に綱町三井倶楽部にて開催された、英国大使館後援「CELEBRATING 160TH YEARS OF HARRISONS BRITISH PREMIUM BRANDS NIGHT」でございます。
初めて足を踏み入れた格式高き三井倶楽部では、今年で160周年を迎える英国王室御用達、英国屈指の服地ブランドHARRISONSの盛大な祝賀パーティーが開催され、大変光栄な事にこの日私はHARRISONS社長であるジェームス・ダンスフォード氏、そして駐日英国大使館国際通称部のダレン・ゴフ参事官、更にMCを担当なさったハリー杉山さんとのトークショーに出演なさったガイさんと、御三方の通訳として、お仕事に臨ませて頂きました。
会場のDJとしても現場にいらしたガイさんをパシャリ。
ここからは、当日の会場の模様をお伝えするお写真の数々です✨
こちらも英国王室御用達の格式高いHENRY POOLE。
本番前の場内でソワソワしながらもこっそりとパシャリ✨
パーティーには、全国からHARRISONSとの長きに渡るお付き合いのある関係者皆様、顧客の皆様をお迎え致しました。
会場の庭には、英国が誇る高級車ベントレーが、来場下さったゲストの皆様に試乗して頂けるようディスプレイされていました。
眩いばかりの英国屈指の歴史あるブランドの数々が集結する中、HARRISONS社長のジェームス氏の御登壇の際、そしてゲスト皆様との歓談の場でほの通訳に臨ませて頂き、その素顔やお人柄により近い形で触れさせて頂く機会を頂く事となりました。
普段では滅多に目にする事のない素晴らしい商品の数々も本当に眩しい程に素敵だったのですが、でも、やっぱり何よりも心に刻みつけられたのは、長い歴史の中でずっと第一線で最高品質の品を守り続けるHARRISONSを背負うジェームス氏の懐深く、遊び心に溢れ、過去に出逢った人々、思い出をしっかりと覚えていたり、新しい出逢いを心から喜び楽しむような、品格に溢れ、そして温かい人間性だったのでした。
パーティーの主役であるジェームス氏のもとにはは、勿論のごとく驚く程多くのゲスト皆様がお話をしにいらっしゃるのですが、それが何年も前のたった一度の思い出であっても、ゲストがその時の事を「ジェームスさん、覚えてるかなぁ、、」と少し不安げにお話すると、ジェームス氏はすぐに「あ!覚えてるよ!あの時貴方は〇〇だったよね?確か〇〇まで、僕が会いにいったはず!」と鮮明に記憶していて、嬉しそうに思い出話をなさるのでした。
通訳として帯同させて頂いた私にも、折角こうしてお仕事で出会えたのだからメールしてね!と名刺を下さり、あんなにもお忙しい方だからきっと返信はとっても後で頂けるか、もしくは忙しさに紛れてしまうか、、と思いながら御礼のご挨拶を兼ねてメールをお送りしたら、やっぱりすぐに心ある返信を下さる方なのでした。
きっと変わらずとんでもなくお忙しい中でも、やっぱり小さな出逢いでも心から接し、対応なさる紳士なのだと、HARRISONSという一線を画す品格ブランドへの憧れの気持ちも一層強くなったと同時に、一流と呼ばれる人の流儀を背中で教えて頂いたような気持ちも抱いたのでした。
今年の秋のブリティッシュ・スペシャルウィーク、私にとっては未知なる世界の扉の向こう側を垣間見るような、心に更なる目標や気づき抱くような、私も成熟した大人への階段を上れるような女性を目指して頑張りたい、そんな気持ちが密やかに芽生えた、スペシャルな1週間でございました。
気づけばもう今年もあとひと月半、2023年を悔いなくしなやかに駆け抜けたいのです。
一段と冬めいた気候になってきましたので、みなさまもどうぞお大切にお過ごしくださいませ✨