あっという間に明日で今年3回目の週末です。
オミクロン株の急速な感染拡大が心配される中、皆さまご無事で過ごされていますように。
私はといえば、かなり久しぶりに、もしかしたら10年ぶりくらいで、前髪をぱっつんと行きました。前髪ぱっつんがここ最近の一大ニュースになるくらいの平穏ぶりで過ごしております。
年末は、古本と着なくなった服飾品を買取専門店で買い取って頂きました✨バタバタしてしまい全然セルフィーを撮るタイミングがなかった為、古本屋さんでの一枚。
前髪をぱつんといった直後です。数十年ぶりにポニーテールをしています。小学生時代の自分に酷似してます。
冷蔵庫に新鮮な卵が沢山ありドライフルーツが美味しくラム酒に浸かっていたので、久しぶりにパウンドケーキも2本焼きました。うっかりベイキングパウダーを入れ忘れてしまった割に、勢い良く膨らんでくれた可愛いケーキです。
ケーキを作る時は必ず甘い香りが香り立つタイミングでオーブンと睨めっこしその育ち具合を見守る為、焼きあがる頃にはまるで我が子のように情が湧いています。
本当は年末に綴りたかったブログですが、案の定クローゼットの断捨離、部屋の大掃除でバタバタしてしまい、新年明けて初めての投稿では、昨年私が読んだマルクスガブリエルさんの本の感想も記したいなと思います。
近年は世界的にも新自由主義の限界が来ているのでは、もしもそうだとしたらその解決策は、、?といった内容の本が話題になっていますが、マルクスガブリエルさんの本にも同様のテーマが盛り込まれていました。IT技術が人間社会なら落としつつある影や、コロナ禍の人間社会への影響など、興味深い考察、などなど。
著者でマルクスさん本人も仰っていましたが、「今日当たり前とされる全てのことに疑問を持ち、考察してみるきっかけ」をくれる一冊でもあったと思います。
世界的にも格差は広がり、新自由主義の落日とも言われる近年社会が目指すべき方向とはなんなのか。著書では福祉国家や「倫理資本主義」なる新しい資本主義が持つ可能性について興味深い見解が記されていました。
その内容に深く頷く一方で、人間の生き物のしての自己保存本能や利他性、更には人間の性を真摯に見つめようとすると生まれる疑問もあったのでした。
これが正しい答えだと断言できる簡単な問題ではなく、世界に生きる皆んなが個々に抱く信念に基づいて何を信じるのかなのだと思うけど、1番危険なのは自分は何に疑問を持ち、何を除外した上で何を信じるのか、という自発的な選択をせずになんとなく生きてしまうことなのだろうなと感じます。
倫理資本主義と人間の生き物としての自己保存本能って、相まってゆけるものなのかしら、、?もう少しだけぼんやりと考えながらこの疑問の続きをまた綴りたいと思います。